日商簿記2級の試験問題と配点と理想的な得点イメージ

【日商簿記2級の配点】
第1問 仕訳問題(5題×4点=20点)
第2問 テーマ別総合問題(20点)
第3問 決算問題(20点)
第4問 工業簿記・原価計算(20点)
第5問 工業簿記・原価計算(20点)
以上、100点満点/合格最低点=70点

以上から、第1問~第5問それぞれ20点満点中14点ずつ取れれば合格できますが、筆者オススメの得点配分は次のとおりです。

【日商簿記2級の理想的得点配分】
第1問 仕訳問題=12点
第2問 テーマ別総合問題=10点
第3問~第5問=合計50点
合計72点(合格)

しかし、日商簿記検定2級本試験(本番)では緊張して、いつもできることができなかったり、ケアレスミスが発生します。
これらケアレスミス等により1割ロスしたとすると、
72点-7点(緊張・ミス)=65点
で不合格になってしまいます。

ですから、これらの試験本番特有の失点リスクを加味すると、80点を目指して対策をしておきたいところ。

すると、仕上がり目標となる得点配分は

【日商簿記2級の理想的”目標”得点配分】
第1問 仕訳問題=目標16点
第2問 テーマ別総合問題=目標10点
第3問~第5問=合計目標54点
合計80点-ケアレスミス8点=72点(合格)

「ただでさえ重たい第3問や工業簿記・原価計算で9割って、厳しくない?」
って思いましたか?
筆者は、第3問や工業簿記・原価計算(第4問・第5問)は満点を目指してもらいたいと思っています。
そのワケは・・・

多くの受験生が陥るワナ~第1問

日商簿記2級の試験問題に取り組むにあたり、ほとんどの受験生が解きやすい第1問(仕訳問題5題)から始めます。
それは正解です。
しかし、第1問(仕訳問題)で20点満点を狙って、ニガテな他の問題の失点をカバーしようという戦略は大間違いです。
なぜなら、どんなテキストや過去問にもない新しい問題やケッタイな仕訳が出たりします。
必ず、1問は落とします。
下手すると、2問落とします。
そこで、目標16点(4問正解)、実際の見込は12点(3問正解)としています。

予想がつかない第2問


第2問は、
・銀行勘定調整表や株主資本等変動計算書など、お決まりの出題
または、
・有価証券や固定資産関係で、超難しい問題
が考えられます。
前者であればラッキーで満点も狙えますが、後者の場合は・・・
でも、大抵8点~10点は、比較的簡単な問題なので、あきらめずに必ず部分点(半分)はもぎ取りましょう。
というわけで、見込10点としています。

対策が身を結ぶ第3・4・5問

第1問・第2問と比べて、ボリュームは大きく思われますが、第3問は、決算まわりで、ある程度ワンパターンな出題です。
精算表か?P/Lか?B/Sか?、あるいは新たな論点・連結か?
といった違いはありますが、基本的には決算整理仕訳(or連結修正仕訳)と、その結果のフォーマットの違いだけで、やることは決まっています。

工業簿記・原価計算も奇をてらった出題は少なく、過去問をひととおり解けるようになれば、それと同じものが出題されます。

つまり、出題内容=準備範囲があらかじめわかっている第3~5問でほぼ満点とれるよう準備しておき、第1問や第2問でヘンテコリンな出題がされてもちっとも動じる心配がない、という状態が、筆者のオススメする理想のイメージですね。